内科のお悩み
内科のお悩み
発熱は、体がウイルスや細菌などの病原体に反応し、免疫が働いているサインです。一般的には37.5℃以上を発熱、38.0℃以上を高熱と考えます。
風邪(上気道炎)は、主にウイルス感染によって鼻やのど、気管支などに炎症が起こる状態で、発熱、鼻水、咳、のどの痛みなどがみられます。多くは数日から1週間ほどで自然に改善しますが、熱が長引く場合や、高熱でぐったりしている場合には、肺炎やインフルエンザなど別の病気が隠れていることもあります。
市販薬で様子をみている方もいらっしゃいますが、症状が3日以上続く場合や、息苦しさ、意識がもうろうとするような症状を伴う場合は、早めの受診をおすすめします。特にご高齢の方や基礎疾患のある方は重症化しやすいため、注意が必要です。
風邪(上気道炎)
ウイルスによって鼻やのど、気管支に炎症が起こる病気です。鼻水、咳、微熱などがよくみられます。
インフルエンザ
インフルエンザウイルスによる感染症です。急な高熱、関節痛、強いだるさが特徴です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
発熱、咳、全身のだるさのほか、味覚や嗅覚の異常を伴うことがあります。
溶連菌感染症
細菌によるのどの感染症です。発熱とのどの強い痛みがみられ、抗菌薬での治療が必要です。
肺炎
細菌やウイルスによって肺に炎症が起こる病気です。高熱、咳、息苦しさを伴うことがあり、早めの治療が大切です。
問診や聴診を行い、症状に応じて必要な検査を追加します。インフルエンザ、新型コロナウイルス、溶連菌などは迅速抗原検査で短時間に判定できることがあります。咳や呼吸器症状が強い場合には、血液検査や胸部レントゲン検査で評価します。
咳は、気道を守るために備わっている大切な反応です。ただし、3週間以上続く咳は「遷延性咳嗽」、8週間以上続く咳は「慢性咳嗽」と呼ばれ、何らかの病気が背景にある可能性があります。
「風邪は治ったのに咳だけ残る」「夜間や朝方に咳が出やすい」「横になると悪化する」「咳き込みで眠れない」といった場合は、一度ご相談ください。市販薬で一時的に抑えるだけでなく、原因を明らかにして適切に治療することが大切です。また、喫煙歴が長い方や、仕事で粉じんや化学物質に触れる機会がある方では、肺の病気が関係していることもあります。
感染後咳嗽
風邪や気管支炎が治った後も気道の敏感な状態が続き、咳が長引くことがあります。
咳喘息・気管支喘息
気道に慢性的な炎症があり、発作的な咳や息苦しさが起こる病気です。夜間や早朝に悪化しやすい傾向があります。
後鼻漏
鼻炎や副鼻腔炎などで鼻水がのどの奥に流れ込み、咳の原因になる状態です。
逆流性食道炎
胃酸の逆流によってのどが刺激され、慢性的な咳が出ることがあります。
肺結核・肺がん
頻度は高くありませんが、長引く咳の背景に隠れていることがあります。特に喫煙者やご高齢の方では注意が必要です。
咳の性質、出やすい時間帯、既往歴、アレルギーの有無などを詳しく確認します。必要に応じて、胸部レントゲン検査、呼吸機能検査、血液検査、アレルギー検査などを行います。より詳しい評価が必要な場合には、CT検査や専門医療機関へのご紹介を行います。
腹痛の原因は、食べ過ぎや便秘のような比較的軽いものから、緊急手術が必要な病気まで幅広くあります。痛みが出る場所や痛み方、続いている期間によって、考えられる病気は大きく異なります。
繰り返す腹痛、食後に起こる痛み、血便や発熱を伴う腹痛がある場合は、内科での診察をおすすめします。急に始まった強い腹痛は緊急性が高いこともあるため、早めの受診が必要です。
急性胃炎・胃潰瘍
みぞおちの痛みや吐き気を伴うことが多く、ストレスやピロリ菌感染が関係する場合があります。
過敏性腸症候群(IBS)
ストレスなどをきっかけに、腹痛と下痢や便秘を繰り返す機能性の腸疾患です。
胆石症・胆のう炎
右上腹部から背中にかけて痛みが出やすく、脂っこい食事のあとに悪化することがあります。
虫垂炎
いわゆる盲腸です。右下腹部の痛みが徐々に強くなり、発熱や吐き気を伴うことがあります。
膵炎
みぞおちから背中にかけて強い痛みが出る病気で、飲酒や胆石が原因となることがあります。
痛みの部位、性状、経過を確認したうえで、血液検査や腹部超音波検査を行います。必要に応じて、胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査で消化管を詳しく調べます。虫垂炎や腸閉塞など緊急性が高い病気が疑われる場合には、CT検査や外科的治療が必要になることもあります。
下痢は水分の多い便が続く状態、便秘は便が出にくい、回数が少ない、便が硬いなどの状態を指します。どちらも一時的であれば食事や生活習慣の見直しで改善することがありますが、2週間以上続く場合や、血便、強い腹痛を伴う場合には受診をおすすめします。
「下痢と便秘を繰り返す」「便が細くなった」「最近急に便通の様子が変わった」といった変化は、腸の病気のサインであることがあります。特に40歳以上で便通の変化が続く場合は、大腸がんの早期発見のためにも一度ご相談ください。
感染性腸炎
ウイルスや細菌によって腸に炎症が起こる病気です。急な下痢、腹痛、発熱がみられ、食中毒も含まれます。
過敏性腸症候群(IBS)
腸が敏感になり、下痢や便秘、腹痛を繰り返す病気です。ストレスとの関連が深いとされています。
炎症性腸疾患
クローン病や潰瘍性大腸炎など、腸に慢性的な炎症が起こる病気です。血便や下痢、腹痛が続く場合には注意が必要です。
大腸がん
便通異常、血便、腹部の違和感などが続く場合に疑われます。早期発見が重要です。
甲状腺疾患
甲状腺機能亢進症では下痢が、甲状腺機能低下症では便秘が起こりやすくなります。
症状の経過、食事内容、渡航歴、服用中のお薬などを確認したうえで、便検査や血液検査を行います。大腸の病気が疑われる場合には、下部消化管内視鏡検査で詳しく調べます。
「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」「しっかり寝たはずなのに日中強い眠気がある」など、睡眠に関するお悩みは内科でもご相談いただけます。不眠は単なる寝不足ではなく、ストレス、生活リズムの乱れ、身体の病気、こころの不調など、さまざまな要因が関係しています。
睡眠不足が続くと、集中力や免疫力の低下だけでなく、高血圧や糖尿病など生活習慣病のリスク上昇にもつながることがあります。「このくらいで受診してよいのかな」と思わず、まずはお気軽にご相談ください。
不眠症
寝つきが悪い、途中で何度も目が覚める、朝早く目が覚めてしまうといった状態が続く病気です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中に気道が狭くなり、呼吸が止まる病気です。大きないびき、日中の眠気、起床時の頭痛などがみられます。
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)
夜になると足にむずむず感や不快感が出て、じっとしていられず眠りにくくなる病気です。
うつ病・不安障害
精神的な不調が不眠の原因となることがあり、適切な治療によって改善が期待できます。
生活習慣・環境の問題
就寝前のカフェインやアルコール摂取、スマートフォンの使用、不規則な生活習慣などが影響することがあります。
問診や睡眠日誌をもとに、睡眠のパターン、生活習慣、ストレスの有無などを確認します。必要に応じて、甲状腺機能や貧血の有無をみる血液検査を行います。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合には、自宅で行える簡易睡眠検査を実施し、さらに精密な評価が必要な場合は専門医療機関へご紹介します。
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